- 転職時の自己PR作成のポイント
- 将来の自分についてのビジョン
- 何をしたいのか、またその理由
- したいことが既にビジネス化されているかどうか
- したくないこととその理由
- 無意識に長年継続していることがあるかどうか
- 好きなこと・ものを100個挙げる
- 転職したい理由
- 転職で現在の問題が解消されるかどうか
- これまでの経歴で、最も誇れる仕事は何なのか
- 自身ができる仕事、できない仕事を把握していること
- 何を重視して仕事をしてきたのか
- 仕事をする上で、周囲に認められたこととは何か
- 自分ではそれほどでもないと感じたのに、他人から評価されたこと
- 転職を希望する企業が求める人材について
- 転職を希望する企業が抱え持つ問題とは?
- 自分のスキル・キャリアから、上記の問題点への繋がりとその数値化
- 転職希望をしている企業と自分との「情報格差」
- 自分のキャリア・人生におけるプランと、企業の風土・経営理念との共通点は?
当然のことですが、転職したいと希望する企業には、多くの応募者が集まることになります。
そんな激戦の中、採用を勝ち取るためには、最適な自己PRも重要ですね。
こちらでは、自己PR作成のために参考となる必要な項目を挙げていきますので、自分自身を見直すつもりで答えてみて下さい。
・関連ページ >>転職の準備で大切な事【準備期間やスケジュール等のポイントまとめ】
転職時の自己PR作成のポイント
将来の自分についてのビジョン
転職は、仕事や収入だけに影響を及ぼすわけではありません。
転職を機に、自分自身の人生が大きく変わることにもなるのです。
5年後や10年後、20年後での人生観についてまとめておけば、明確な返答もでき、キャリアプランも立てやすくなります。
何をしたいのか、またその理由
「仕事」に限らず、時間的・経済的なことなど制約なしの前提で、とにかく何をしたいのかという答えを考えておきましょう。
同時に、何故したいのかということも具体的にしておきます。
その返答は、今後の人生に大きな影響となるはずです。
したいことが既にビジネス化されているかどうか
自分がしたいと思うことがはっきりすれば、それが既にビジネスとして展開されているかどうかを調べてみて下さい。
もしビジネスにしている企業があり、求人募集をしていたとしたら、自分がしたいことを仕事としてできるチャンス。
また、ビジネス化されていない場合は、自分自身で起業するチャンスとも言えるのではないでしょうか。
したくないこととその理由
対して、絶対にしたくないということもまとめておきましょう。
もちろん、何故したくないのかもはっきりとさせておきます。
転職先を探している途中にも、仕事内容にしたくないことが該当していれば、真っ先に候補から外していきましょう。
無意識に長年継続していることがあるかどうか
自分のライフスタイルを見つめ直すことも必須。
中でも、無意識に自然と続けている習慣などがあるかどうか、考えてみて下さい。
もし周囲の人とは違った習慣などがあるとするなら、それが自身のライフスタイルにおける個性ではないでしょうか。
好きなこと・ものを100個挙げる
人生において、「好き」なこと・ものがないという人はいないでしょう。
将来のプランを立てる時には、「嫌い」なこと・ものは当然省き、「好き」という視点が必要不可欠になってきます。
そんな好きなこと・ものを100個書き出すことはできますか?
その100個の中には、似通ったところが出てくるかもしれませんが、それこそが自身にとって重要なこと・ものとなるはずであり、近い将来を左右する転職を決めるヒントになるかもしれませんね。
転職したい理由
何故転職をしたいのか、その理由をすぐにお答えできますか?
転職をしたいという気持ちの高まりが先立ち、転職のリスクを忘れがちかもしれません。
再度冷静になり、転職におけるメリット・デメリットも再確認した上で、転職をしたい理由、その詳細をまとめておきましょう。
転職で現在の問題が解消されるかどうか
転職をする理由の多くは、現在の職場でストレスに繋がる問題が起きているから。
しかしながら、その問題は必ずしも、転職先で解決されるとは限りません。
残業や人間関係の問題など、ほとんどの企業であり得ることなのです。
それでもとにかく転職しなくてはいけない理由とは、一体何なのでしょうか。
具体的かつ理論的にお答えできるでしょうか。
これまでの経歴で、最も誇れる仕事は何なのか
自己PRを効果的に行うためにも、今まで働いてきた中で、最も誇れる仕事、強いインパクトが残った仕事とは何なのかを、具体的に語れるようにしておきましょう。
自身ができる仕事、できない仕事を把握していること
自身ができる仕事とできない仕事をはっきりと把握しておくと、アピールできるスキルとアピールできないスキルについても明確になっていきます。
とはいえ、できない仕事、アピールできないスキルについて、過剰なまでにネガティブな捉え方をしてしまうのはNGです。
何故苦手なのか、できるようにするためにはどうすればいいのかを考えることが必要です。
何を重視して仕事をしてきたのか
仕事をするのに、準備やスピードなど何を重視するかというところに、個人の価値観が明確に示されます。
その答えがはっきりとしていれば、書類審査や面接で、自身のワークスタイルをアピールすることが可能です。
*重視していることが、どのようにして結果を出したのか
仕事をする上で重視していることが、どのような結果へと繋がったのか、具体的に語れるようにしておきましょう。
良い結果に繋がったということは、重視していることに大きな意味があるという証明になります。
仕事をする上で、周囲に認められたこととは何か
採用担当者としては、個人の一般的なスキルのみならず、企業という組織におけるメンバーとしてのスキルも知ろうとしています。
その要求を満たすためには、今までの仕事でどのような評価を得てきたのか、どのように認められたのかをアピールすることが必要です。
自分ではそれほどでもないと感じたのに、他人から評価されたこと
自分の中では、それほどのことはしていないと感じていたのに、他人から良い評価を受けていたのなら、それが自身にとって隠れたスキルであり、アピールすべきと言っていいでしょう。
転職を希望する企業が求める人材について
自己PRは、思いつく限りのアピールポイントを全て表に出す必要はありません。
転職希望先がどのような人材を求めているのかを十分に理解して、そのポイントに合うアピールをすることが重要です。
転職を希望する企業が抱え持つ問題とは?
転職希望先が抱え持つ問題点を熟知しているでしょうか?
人材不足や営業能力の低下など、漠然とした認識ではなく、ニュースや内部事情を知る人のSNSなどから様々な情報を得て、具体的な理解をしておく必要があります。
企業の問題は社員の問題、つまり、採用となれば自身にとっても解決すべき問題として抱えることになります。
自分のスキル・キャリアから、上記の問題点への繋がりとその数値化
企業の問題点というと、あまりに大規模過ぎるように聞こえますが、解決策のために細分化していけば、自身のスキルやこれまでのキャリアがどのようにして役立つのかがわかってきます。
採用担当者は、企業の利益へと繋げる人材を求めていますから、自分が採用されれば利益を生むことができるというアピールをすることが必要です。
また、その利益を数値化できるかどうか、さらにその論理的根拠の説明ができるかどうかで、自己アピールの説得力の強弱が決まります。
転職希望をしている企業と自分との「情報格差」
転職希望者が持っていて転職希望先の企業にはない情報や経験などで、企業が抱える問題の解決に繋がる「情報格差」があれば、面接にてアピールをするといいでしょう。
その情報格差が自身にあるかどうかの見極めは、企業研究が綿密にされているかどうかによりますから、情報格差のアピールができることで、この応募者は十分な企業研究をしているという評価を得られるはず。
自分のキャリア・人生におけるプランと、企業の風土・経営理念との共通点は?
上記の項目全てに自身の答えが当てはめられると、自身のライフ・キャリアプランが明確ということであり、転職を希望している企業の風土・経営理念を理解できるはず。
そして、その両者間に共通点があれば、積極的にその点をアピールしましょう。
その共通点は、最も強い志望動機と言えるかもしれません。
上記で挙げた項目全てに答えられたからといって、自己PRは完璧というわけではありません。
出した答え1つ1つに対しても、さらに疑問を投げかけ、答えをより詳しく明確にしていきましょう。
この準備をしっかりとしておけば、採用担当者との面接で聞かれることに対しても、スムーズな答え方ができるはずです。
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