我が子の写真を撮る際に意識しているたった3つのこと

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はじめまして。はろはろです。

この度、読む為にずむ様より寄稿のご提案をいただきましたので、はじめて執筆させていただきます。

 

著者 はろはろ
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ブログ はろログcamera

 

私は4才と2才のパパをしている、どこにでもいる30代の会社員です。

 

そんな私ですが、5年以上カメラを趣味にしており、我が子の成長記録をデジタル一眼カメラで捉える日々を送っています。

 

今回は、私が「我が子の写真をとる際に意識していること」をテーマにお話しさせていただきます。

 

ある日、ふとこれまで撮影した写真を眺めると、何か同じような写真がたくさんある印象をうけました。

 

かわいい我が子の写真が並んでいるのだから、親としてはこの上ない宝物には違いないのですが、何かエッセンスが足りないような。

 

そこで気づいたのは、構図がワンパターンだということ。

楽しかった。嬉しかった。こんなところに行った。こどもの夏休みの自由帳のように淡々と記録が残っているようなそんな印象を受けました。

 

そこから私は、あることを意識して写真を撮り始めるようになりました。

実際に、意識しはじめたことで撮影できた写真を何枚か紹介します。

 

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いかがでしょうか。少し違った印象を受けていただけましたでしょうか。

 

端的に意識していることを表すのであれば、それは「俯瞰して撮影すること」

 

以降では、俯瞰することの意味や具体的な撮影方法について紹介させていただきます。

 

 

同じような思い出写真が多くなっていませんか?

 

ぜひみなさんもカメラロールを覗いてみてください。

 

  • お子さんがどーんと写真の中央に写っている写真
  • シンボリックな場所での記念撮影

 

この2つが多いのではないでしょうか?

 

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これは、親として可愛い子供の姿や思い出を残したいという気持ちの表れだと思います。

そもそも子供が小さいほど目を離せないので、他のバリエーションで撮ろうと思うことすらなかなかありませんよね。

 

ですが、もしこの記事を読んでいるあなたが、先ほど紹介したような「どことなく俯瞰したような写真」を撮ってみたいのであれば、この後に紹介するポイントを意識していただければと思います。

 

SNSに上がっている写真を見て印象に残ったのは

 

自分の撮っている写真の違和感を解消するためには、まずお手本をということで、インスタで主に子供が被写体となる写真をたくさん覗いてみました。

 

そこで印象に残ったのは「こどもが主題ではあるもの、俯瞰した撮影をしている写真」でした。

 

この写真に受ける印象は、これまで自分が撮影してきたような「子供がかわいい!」ではなく、「これから何をするのかな?どんな気持ちなのかな?」を読み手が勝手に連想してしまうようなものでした。

 

まるでそこには親は存在していないような、こどもが自由な姿を捉えた数々の写真を見て、自分が撮影してきた写真に欠けていた観点だと衝撃を受けました。

 

俯瞰した撮影を行うための3つのポイント

 

ここからは、「じゃあどうやったら俯瞰した写真を撮れるのか?」について、実体験をもとに言語化していきます。

 

主に意識した点は以下の3つ。それぞれについてポイントを解説します。



  • 撮影していることを意識させない
  • 写しすぎない
  • 周辺のもの持ってみる

 

撮影していることを意識させない

 

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ひとつ目のポイントは、こどもに写真を撮影していることを意識させないことです。

 

どうしても親がカメラを構えていると、子供は「これから写真を撮るんだ」と身構えてしまうため、自然な表情を引き出すことが難しくなります。

 

また、子供との距離感が近くなることで、俯瞰とは真逆のイメージで、主張の強い写真になってしまいます。

 

そのため、その場に自分はまるでいないように、こっそりと写真を撮ることをおすすめします。

 

そうすれば、こどもたちの自然な振る舞いを写真を収めることができるでしょう。

 

写しすぎない

 

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ふたつ目のポイントは、子供を写しすぎないこと。

 

特に何も意識せずに我が子の写真を撮ると、子供の上半身より上を撮影することが多くなると思います。

 

写真が読み手に与える印象は距離感が非常に大事でして、写真に占める面積が大きければ大きいほどに主題の主張の強い印象を与えてしまいます。これは俯瞰とは真逆の効果です。

 

俯瞰して撮影するためには、自分が5歩6歩引いて、こどもたちを背景の一部のように写真に取り込むことを意識しましょう。

 

体の一部だけを切り取ってみる

 

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これとは引いて撮ることと逆の考え方ですが、体の一部だけを切り取ってみるのも、写しすぎないといった意味で非常に効果的です。

 

体の全体が写らないことで、「被写体はどういった状況だったのか?」と読み手に連想させることができます

このようにストーリー性を写真に込めることも、写真の見せ方のひとつです。

 

これらの写真は普段から意識していないとなかなか撮ることができないので、ぜひ真似するところからはじめてみましょう。

 

何度も撮り続ければ、自然と自分が撮影する時のアイディアの一つとして定着すると思います。

 

周辺の状況も撮影してみる

 

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子供写真と言えば、主題はこども。

 

しかし、写真を見返してみると案外思い出として印象に残っているものは、撮影した場所・季節・出来事など、こどもの姿以外の要素が多かったりします。

 

であれば、写真にもそういった周りの情景をしっかり残してあげたいところ。

 

ぜひ思い切って、子供たちの姿以外にも、その場を説明する写真を撮ってみてください。

 

そして、子供たちが写った写真と並べてあげることで、より当時の情景をリアルに思い返すことができるようになるはずです。

 

以上が、俯瞰して撮影する3つのポイントでした。

 

写真は後世に伝えられる素晴らしい趣味

 

我が子の写真を撮り始めたときは、かわいい我が子の姿を形に残したいと思い、シャッターを切っていました。

しかし、現在は少し考え方が変わりつつあります。

 

写真(デジタルデータ)は色褪せることもありません。

大きくなった子供たちが将来写真を目にすることもあるでしょう。

 

そんな時に将来のこどもたちが、小さな自分たちの姿をおさめた写真を通じて、写真を魅力的と感じてもらい、写真を趣味とする仲間が増えれば最高だと思っています。

 

いつか来るかもしれないその日まで、こどもたちに魅力的と感じてもらえるような思い出写真を全力で撮り続けていきたいと思います。

 

そのためには、現状に満足せず、これからもいろんなスタイルを模索しつつ、我が子の姿を捉えていこうと思います。

 

さいごに

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。

 

私自身、写真の魅力をより多くの人に知っていただけるように、「写真の撮り方・おすすめの機材」をまとめた写真ブログを発信しています。

 

カメラ初心者の方でも写真がうまくなれるような内容を主に取り扱っていますので、はじめての方でもお気軽に足を運んでいただければ幸いです。

 

 

子供の成長は早いもので、この前生まれたばかりと思った長男も今や幼稚園に通うようになりました。

そのうち小学校に通うようになれば、親子との時間も少なくなるかもしれません。

 

あらためて今、我が子と一緒にいれるこの時間が幸せなんだと噛み締めて写真をたくさん撮っていこうと思います。

 

みなさんも、ぜひお子さんの写真をたくさん撮ってあげてくださいね。

 

それでは、また機会がございましたら記事でお会いしましょう。

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