子育て後の無に陥らないためにできること

子育て後の無に陥らないためにできること

読む為にずむの読者のみなさま。初めまして。

わたしのまいにちというブログを運営させていただいております「れいっちょ」と申します。

著者 れいっちょ
Twitter @happyreina_
ブログ わたしのまいにち

春に待望の長男が誕生したため、ブログ運営が間に合わずしばらく休止しておりました。

そろそろ落ち着いてきたので再開のタイミングを計っていたところ、読む為にずむ様から寄稿のご依頼をいただき「また文章を書きたい」という気持ちがムクムク。

ありがたくお引き受けさせていただきました。つたない内容ですが最後までお付き合いいただけたら嬉しく思います。

今回、「お題はなんでもいいですよ。」とのことでしたので、現在の私が直面している悩みについて書いてみたいと思います。

 

始まったばかりの子育ては、たくさんの幸せと同時に、小さな命を守る責任とプレッシャーと休まる暇のない忙しい日々を私にもたらしてくれました。

でもこの大変な毎日は子供の巣立ちとともにいつか終わるときがきます。

その時、専業主婦でなんのスキルもない私は「無」になってしまわないか。

そんな不安を解消するため私が心がけていることを紹介します。

 

子育て中は子供のことだけで精いっぱい!自分のことは後回し

子どものお世話をしているイラスト

長く不妊治療をしていてやっと授かった息子は愛おしく、自分の命よりも大切な存在。

今の私にとって何よりも優先すべきなのは子供の命を守ることです。

油断するとすぐ自ら危険へ飛び込もうとする彼から、文字通り24時間目を離せません。

 

最近ベビーモニターを導入してちょっと余裕ができましたが、ほぼワンオペ育児なので自分のことは後回しで、好きな読書はおろか、風呂上がりの化粧水すらもつけられない毎日です。

ミルク、おむつ替え、寝かしつけ、ミルク、おむつ替え、寝かしつけ…を繰り返してるうちにあっという間に時間が過ぎていき、1日の終わりにはヨレヨレヘロヘロ。

夜は夜で、息子が息をしているかが心配で途中何度も目が覚めて熟睡もできず、朝起きたら前日の疲れは抜けず、抜けているのは髪の毛だけ。

 

 

もちろん自分が望んだことだし、子供が元気でいることはありがたいことです。

朝目覚めてすぐに息子がニコニコしながら私を呼ぶのは、何にも代えがたい幸せな瞬間なのは間違いありません。

幸せで充実していて、そして時間的にも体力的にもギリギリの生活をしていると、ふと思う時があります。

「この子が巣立ったら、私、抜け殻になっちゃうんじゃないかな…」

子育て終了後に自分に残るものはあるのか?

秋野スミレさんのイラスト

人生100年と言われる時代に、子供と一緒に過ごせるのはほんのわずかな期間です。

今0歳の息子と一緒にいられるのは、大学進学のために家を出る18歳ごろまで。

中高生になれば親より友達と行動するでしょうから、実際に一緒にいられるのは後10年ちょっとかもしれません。

その後は夫婦どちらかが旅立つ日まで、ながーい2人きりの時間がやってきます。

 

夫はまだ仕事があるし、抜け殻になった私はどうやって残りの人生を生きていくんでしょうか。

転勤族の夫についていくため、結婚退職で専業主婦になった私にはなんのスキルもなく、子育て後に「無」となってしまうのが目に見えています。

 

 

実はこれ、息子を授かる前から考えていたことで、このまま50代、60代になったとき「何者にもなれなかった自分」を認めることができるのか不安だったのです。

掃除、洗濯、料理。専業主婦なので全力でやってきたつもりだし、それに加え今は育児も精一杯頑張っています。

でも、それだけなんじゃないか…

子育て終わったらただの専業主婦の存在意義は…?

夢中になれるなにかを見つけよう

もともと何かを学ぶことが好きで、結婚後も英語を勉強したり、料理教室に行ってみたり、CADの資格を取ってみたりしてたんです。

夢中になれる何かを今のうちに見つけようといろいろ模索していました。

そんな中で、めちゃめちゃはまってしまったのがプログラミング。

 

Recurtionのトップページです

(画像:Recursion | コンピュータサイエンスを基礎から学べるプラットフォーム)

 

去年2月にプログラミング学習サービスのRecursionというサイトで、テストユーザーを募集されているのをたまたま知って応募したのがきっかけでした。

当時の私はプログラミングがどういうものかも知らず、なにそれ美味しいの?という状態。

「Hello Worldを表示する」というお決まりのチュートリアルのようなコードも書けませんでした。

 

Recursionのいいところは、コミュニケーションツールを使って質問することができること。

プログラミング学習サービスって今はすごくたくさんありますよね。有名どころで言うとProgateやPaizaなど。

月額使用料が低いので始めやすいのですが、行き詰った時に簡単に誰かに質問できるわけではありません。

 

Recursionの場合ユーザー同士で教えあったり、開発者の方が直接回答してくれたり、質問しやすい場が提供されてるので、私も遠慮せずにどんどん質問させていただきました。

そうしているうちに、いつの間にか上級コースも終わって、1000行を超えるコードを書いて、簡単なゲームも作れるようになって…

やればやるほど、どんどんレベルアップしていくのがすごく楽しくて夢中になってしまいました。

 

今は子供が最優先ですから少しセーブしていますが、1日1個は問題を解いたり、コンテンツを進めたりしています。

いつか作ってみたいアプリやゲームを考えるのもちょっと楽しい。

最終目標は、つよつよおばあちゃんエンジニアになること。終活アプリみたいなの開発したら受容あるかな?

子どもも私も自分らしく生きていけるように

子どもと一緒に勉強しているイラスト

最近、息子と一緒にEテレを見ることがあります。

まだ2,3歳の子供むけの番組なのに、プログラムとかアルゴリズムとか出てくるんですよね。

ピタゴラスイッチで条件分岐と繰り返しのフローチャートが出てきたときは、「おお!」って思わず声が出ちゃいました。

小学校の学習内容にもプログラミングが入ってますし、息子たちが大人になるころ、プログラミングができるなんて常識の範囲になるでしょう。

親が頑張っている姿を見せれば、子供もプログラミングに興味を持ってくれるかもしれない。

そんな淡い期待を抱いてたりもしますが、こればっかりは本人次第なので何とも言えませんね。

 

子どもの興味が違う分野だったとしても、親が夢中になっている姿を見せたいと私は思います。

好きなものを好きなように取り組んで、自分らしく生きていく力を養ってほしいから。

夢中になれる何かがあるということは、きっと自己肯定感を高めることにつながるはずです。

まとめ

息子はまだ0歳。

これからイヤイヤ期を迎え、魔の4歳児になり、反抗期で母をク〇ババアと呼ぶかもしれません。

育児の大変な時期は始まったばかりで、これからどんどん大変さは増していきます。

それでも、家事と育児の合間のわずかな時間を見つけて、自分が楽しめることをやりたい。

 

こんなことを書くと、「母親が楽しむなんてけしからん」なんて言う人が必ず現れるんですけど、私は、子供の人生も、私という1人の人間の人生も同時に大事にしたいのです。もちろん夫の人生も。

 

子育て終了後も自分らしく生きるには、子育て中でも夢中になれる何かをあきらめない事。

親が楽しんでいる姿を子に見せるのは、親だけでなく子も自分らしい生き方をするためのヒントになると思っています。

 

私の場合は、プログラミングです。

今の私の実力では、大それたことができるわけではないけれど、ちょっとの自信と満足と楽しみがある。

それだけで「私は無ではない」と言える気がします。

 

 

毎日の暮らしを素敵にするためのブログ「わたしのまいにち」

 

無印やカルディ、掃除、ダイエット、手帳などの情報をブログで発信させていただいてます。

しばらくお休みしていましたが、今後は育児についても紹介していく予定です。

ご興味がありましたらぜひ遊びに来ていただけると嬉しいです。

 

www.happyreina.com

 

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