「疲れているし今日はお風呂に入らなくてもいいか」「お風呂に入ることがめんどくさい」と考えたことは誰しも1度は考えたことがあると思います。しかし、お風呂に入らない期間が続くと徐々に体に変化が起こります。
本記事は、「お風呂に入らないとどうなるの?」をテーマに、体を洗わないとどうなるのかや、お風呂に入らなかった結果起きた体への影響をまとめております。
お風呂に入らないとどうなる?
お風呂に入らないとどうなる?お風呂に入らないと何が起こる?という問いに対しての答えは以下の通りです。
- 体臭が徐々に臭くなる
- 髪の毛がしっとりして脂っぽくなり、フケや痒みが発生する
- 肌は慢性的に皮膚疾患や皮膚炎を起こす
- 日々の疲れがとれづらくなる
やはりお風呂に入らないことは日々出てくる皮脂の汚れや脂成分を洗うことができていないため、結果として体臭や皮膚の炎症などとして体に表れるようになっていきます。
また、お風呂に入らない期間が延びればのびるほど体臭や皮膚への悪影響は更に甚大なものになり、最悪の場合、病気や死に至るケースも考えられます。
また、お風呂に入浴することで体温を上昇させることができ、高い状態の体温のまま睡眠を行うことで更に良質な睡眠を確保することができ、疲労回復にも繋がることができます。
一般に適度な入浴は皮膚の清潔を保ち、心身のストレスを取り除く効果がある。長期間入浴せずシャワーも浴びなかった場合、衛生状態が保たれず皮膚炎や感染症を引き起こす可能性がある。)
引用元:入浴 - Wikipedia
体を洗わないと体への影響はどうなる?
お風呂に入らずに体も全く洗わないとどうなるかと言うと、先述の通り皮脂汚れや皮脂脂が蓄積されて悪臭や皮膚炎などの悪影響をもたらします。
体を洗うことで日々蓄積され排出される体の老廃物や汚れを落とすことができ、また老廃物や汚れから発生する臭いや菌も洗い流すことができます。結果、炎症や病気などのリスクを下げることが可能です。
お風呂に1週間入らなかった結果どうなる?
お風呂やシャワーに1週間入らなかった時の結果はどうなるか、以下が主な症状です。
- 体からはかなりの悪臭が漂う
- 髪の毛は皮脂脂でしっとりしてペタンとしており、悪臭とフケが発生する
- 体中が痒くなる
- 肌から老廃物になった皮膚が皮のようにとれる
などの症状が挙げられます。
悪臭は頭や肌からだけでなく、股間付近からも臭いが発生しズボンやパンツの衣服を越えて臭ってくるようになります。周囲への影響も大きく、すれ違った人や同じ密室の空間にいる人からはすぐにばれます。
髪の毛だけでなく、全体的にアブラでしっとりしてきたり、顔付近がテカテカするので見た目から不潔感が漂うようになります。また体中が老廃物や皮脂汚れで痒く、掻いた場所から老廃物になった肌がフケのようにボロボロと落ちるようになります。
1週間お風呂に入らなかった時の結果と影響についてや、1日ごとの体への影響をまとめた記事は以下のページでとりまとめていますので、ぜひご覧ください.。
1週間お風呂に入らない時の体への影響はどうなる?周囲への影響や1週間の体の変化を解説!
お風呂に入らなかった時の体への影響
『お風呂に入ることがめんどくさい、だるい』と感じる人は少なくありません。実際にお風呂に毎日入らない人は全体の2~3割いるとも調査で明らかになっています。
しかしお風呂に入らないことのデメリットは様々あり、挙げればキリがない程多くあります。その中で、お風呂に入らないことで起きる見た目への影響や自身の健康についての影響をまとめました。
体臭:徐々に汗臭く・脂臭くなる
お風呂に入らないと体臭は臭くなります。汗と脂(アブラ)の混じった人間の嫌な臭いがするようになります。具体的には、お風呂に入る前に髪の毛を爪で掻いた後に臭ってみると嫌な臭いがかすかにする人もいると思いますが、その臭いが更に強烈なものになっています。
髪の毛:皮脂油と皮脂汚れが蓄積して髪は脂でしっとりし、フケや痒みが発生する
髪の毛はお風呂に入らないと、髪の毛と頭皮の間に溜まる皮脂汚れや、皮脂脂の影響で髪の毛自体がアブラでしっとりとするようになります。また、皮脂脂の影響で髪の毛がてかてかと光沢を発するようになります。
髪の毛の臭いも汗と脂の混じった嫌な臭いがするようになり、過去の頭皮が老廃されフケとして髪の毛から出てくるようになります。
また、髪の毛の皮脂汚れや老廃物をそのままにして頭を洗わずにいると、頭皮の汚れから皮膚が炎症を起こし、痒みや皮膚炎を起こす可能性があります。
肌:慢性的な皮膚疾患の悪化、皮膚炎などの炎症を起こす
お風呂に入らなかった時の肌の影響は、皮膚についた汗や脂やその他の汚れなどが蓄積され、皮膚炎や痒みなどに繋がります。また慢性的に体に痒みが残るため、自然に肌を掻いてしまうようになり、掻いた場所から掻き傷や炎症を起こしてしまうようになります。
体調:疲労がとれづらい
お風呂に入らないことは体の疲れ・疲労にも影響します。人間の体内には疲れの原因ともされる乳酸が蓄積されますが、お風呂に入ることで体温が上昇し、高い体温のまま睡眠することで、乳酸を減少させる働きをお風呂は持っています。
お風呂に入らずにいると、睡眠の乳酸が減少することがあまりないため、お風呂に入っている人に比べると疲労の回復の度合いが変わります。結果として、お風呂に入った方が疲労回復につながるといえます。
お風呂に入らなかった時の周囲への影響
お風呂に入らなかった時周囲へバレる?と考えている方もおられますが、お風呂に入らなかった期間が長ければ長いほど周囲への影響は大きく、バレやすくなります。
- お風呂に入らなかった時の体臭
- 見た目
の2点で周囲へ影響を与えます。特にお風呂に入らなかった時の体臭は、すれ違う人や密室の空間、話している相手に影響を与える可能性があります。
1日お風呂に入らなかっただけでは体臭はひどい悪臭ではないため、気づく人は気づくレベルのものですが2、3日~1週間となると、体臭はかなり悪臭となっており、周囲の人へすぐにばれます。また、悪臭から不快な気分にさせてしまうことも考えられます。
見た目も髪の毛が皮脂でてかてかになったりしっとりとするようになり、顔付近も脂でテカテカになったりと、こちらも周囲の人がすぐわかるくらい体の状態に変化が起きます。