お風呂の温度の適温は何度?適温を調べる方法や体にいい温度・健康効果や熱いお風呂の注意点も紹介

お風呂を沸かす時に何気なく自分の好みの温度でお風呂を沸かすことが多いと思いますが、実際にお風呂の適温を知ってお風呂の温度を設定することができている人は多くありません。42℃、40℃、38℃、中には43℃以上のお風呂の温度を好んで入る人もいます。

お風呂にはいい温度、体に良くない温度が存在します。本記事では、お風呂の最適な温度と自分にあった適温を調べる方法をメインに、体にいいお風呂の温度やお風呂の適温によってもたらされる体への健康効果・熱い温度のお風呂の注意点などを紹介します。

お風呂の温度は何度が適温?

お風呂の適温や平均温度はどれくらい?と考える方がいると思います。実際に、お風呂の平均温度は41℃~42℃近くと言われており、多くの方が42℃近くのお風呂の温度で入浴していることが多いです。

しかし、実はお風呂の温度は個人の体温や外気(季節)の温度によって体感する熱さが異なってくるため、42℃がとても熱いと感じる人や42℃では物足りないと感じる人もいます。お風呂に入って疲れをとったり、体を健康に保つためにも自分の最適の温度を知る必要があります。

お風呂の温度の適温は38℃~40℃

お風呂に入浴する時の適温は38℃~40℃が適温とされております。理由としては、体の体温より少し熱い温度で入浴することで、体にリラックス効果(副交感神経)が作用し、体の疲れが取れやすくなるからです。

38℃~40℃が適温と聞いて、思ったよりぬるい温度と感じる人もいる人もいるかもしれませんが、このお風呂の温度で20分~30分ほど入浴すると、汗もしっかりかくことができますし、体の緊張がとけて筋肉がリラックスした状態になるため、疲労回復に繋がったり、その日の睡眠の質を向上させてくれます。

お風呂の適温は38℃~40℃ですが、夏場や冬場など季節や外気の気温によってお風呂の適温は若干変化するため、夏場は38℃、冬場は40℃ほどに設定するなどして、環境に合わせて適切な温度に変更しましょう。

自分のお風呂の適温は体温を測って調べる

お風呂の適温は個人によって若干変化します。というのも、お風呂の適温は個人の体温に依存します。なので、個人の体温を知ることがお風呂の温度の適温を調べることに繋がります。

お風呂の温度の適温は、体温の+2℃~3℃ほどと言われているため、基礎体温36℃の人がお風呂の適温を調べた場合、38℃~39℃ほどが適温の状態になります。

しかし、体温から調べたお風呂の適温が38℃~40℃くらいだとしても、冬に38℃の湯船に入るのは寒いと感じる時もあると思います。こうした外気の気温や季節によっても、お風呂の温度の適温は変化するため、夏場・冬場の外気の温度や体調に合わせてお風呂の温度を変えて入浴しましょう。

体にいいお風呂の温度は38℃~40℃のぬるめの温度で長く入浴

お風呂の適温は38℃~40℃ほどとお伝えしましたが、体にいいとされるお風呂の温度も38℃~40℃のぬるめの温度が良いとされています。理由は、人の体温に近いぬるめの温度で入浴することで、副交感神経が作用し、体をリラックス状態にする効果を持つからです。

また、ぬるめのお風呂に長く入浴することで、「ヒートショックプロテイン(HSP)」と呼ばれるたんぱく質の一種をより産出することができます。この物質は、人間の基礎体温を上げる役割を持ち、免疫力向上、疲労回復、冷え性の改善に繋がると考えられています。

温度をぬるめに長く入ることによって期待される健康効果

お風呂の温度をぬるめに長く入ることによって、副交感神経が作用し、体がリラックス状態になります。おおよそ30分ほど入浴することで、体がリラックスします。ぬるめの温度で長めに入浴した際にもたらされる健康効果は以下の通りになります。

  • 血圧の低下
  • 内臓が活発化する
  • 免疫力向上
  • 疲労回復
  • 睡眠の質の向上

主に、副交感神経で作用することによる体への健康効果を、ぬるめの温度のお風呂で長めに入ることで得ることができます。疲れている・食欲がない・だるい・眠れないといった体の不調を感じている時にこそ、ぬるめのお湯で長めの入浴が効果的です。

お風呂は熱い温度で入ると心臓に負担がかかる

お風呂の温度を熱い温度で入ることが好きな方もいます。特に、サウナや岩盤浴を好む人は、家のお風呂の温度も高い傾向にあるといえます。温度で言えば、42℃やそれ以上の温度が高い温度と言えます。

42℃のお風呂やそれ以上の温度のお風呂で入浴するメリットは、短い時間でシャキッとするため、朝風呂などで目を覚ましたい時には効果的です。

しかし、お風呂の温度は高くなればなるほど体への負担が大きくなるため、過度に高い温度は避けるべきです。一般的には、お風呂の温度が43℃以上で入ると体や心臓への負担が大きくなるため、注意が必要です。

お風呂を熱い温度で入浴すると、交感神経が高まり、血圧の上昇、体は緊張し興奮状態になります。心臓はドクドクと鼓動が早くなると思いますが、その分心臓に負担がかかっているため、長時間の入浴は避けるべきです。

少しでも心臓の負担を減らすために、熱いお風呂に入る前にはかけ湯を行い、手足から体をお風呂の温度に慣れさせていくことをしましょう。

 

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