お風呂は一回いくらかかる?シャワーとお風呂どっちが節約になる?ガス代や水道代の節約する方法も紹介!

お風呂は欠かせないもので毎日お風呂を沸かして入りたいものですが、ガス代の中でもお風呂の割合が圧倒的に比重をしめており、お風呂やシャワーを使えば使うほどガス代が多くかかります。また昨今光熱費の高騰により、シャワーで済ませる方も増えてきております。

本記事では、お風呂一回の料金はいくら?という質問やお風呂とシャワーはどっちが安いのだろう?という疑問に対して解説しております。

また、お風呂やシャワーで使うガス代や水道代を安くする節約術も紹介します。

お風呂に一回入るときのガス代と水道代はいくら?

お風呂に入る時は、お風呂・シャワーと2つの入浴方法があります。お風呂とシャワーでは水量が異なるため、水道代と水量に使う分のガス代が変化します。また、ガス契約が都市ガスかプロパンガスかでガス料金の単価が異なります。

それぞれお風呂に一回入る時のガス代や水道代の費用がいくらになるか算出しました。

結論から述べると、お風呂を一回沸かす費用より、シャワーに一回入る方が安い料金でお風呂に入ることができます。

  水量 水道代 ガス代 合計料金
お風呂を一回沸かした時(都市ガス) 約180L 約36円 約50円 約116円
お風呂を一回沸かした時(プロパンガス) 約180L 約36円 約108円 約144円
シャワーを一回利用した時(都市ガス:10分) 約120L 約24円 約52円 約76円
シャワーを一回利用した時(プロパンガス:10分) 約120L 約24円 約70円

約94円

【条件】

・水道代は1Lを0.2円で計算する

・お風呂に湯舟を張ったときの水量を180Lとする。

・シャワー一回の時間を10分で計算し、一回の水量を120Lとする。

・都市ガスのガス代の単価は大阪ガスの従量料金の最大料金である1㎥175円

 45MJ/㎡(10750kcal/㎡)で計算する

・プロパンガスの従量料金は1㎥540円、24000kcal/㎡で計算する

大阪ガスの一般料金

・水温の温度が20℃、お風呂の給湯温度を42℃に設定するものとする

・給湯器熱効率は80%とする

※この条件は本記事の計算に用いる時の指標となります

お風呂を一回沸かすときの料金はいくら?

お風呂を一回沸かす時の料金は約116円から約144円ほどになっています。

湯船にお湯をためる水量によって水道代やガス代が変化しますが、お風呂を沸かす上で一番変動が大きい部分が、ガスの契約が都市ガスかプロパンガス契約かという点がお風呂を沸かす上で重要な部分になります。

なぜお風呂を一回沸かす時の料金が約116円~約144円になったかを以下で解説します。

都市ガスでお風呂を一回沸かしたときの費用

都市ガスを契約している家でお風呂を一回沸かした時の費用は約116円です。

都市ガスとは、道路の下にあるガス管を通じて供給されるガスのことです。地域のガス会社を通じて料金を支払ったり、最近では電力自由化に伴って、様々なガス会社に支払い先を変えて支払うこともできるようになりました。(関電ガスforAuなど)

「都市ガス」とは?

都市ガスでお風呂を沸かした時のガス料金と水道代の計算方法は、

180L(湯舟の水量)×22℃(上げる温度)÷(10750(kcal/㎡)×0.8(熱効率))≒0.46㎡

0.46×175(従量料金)≒80.5(円)となります。

水道代が180(L)×0.2≒36(円)となり、80円のガス代と36円の水道代で、都市ガスでお風呂を一回沸かした時の費用は約116円になります。

プロパンガスでお風呂を一回沸かしたときの費用

プロパンガスでお風呂を一回沸かした時の水道代とガス代を合わせた料金は約144円です。プロパンガスは都市ガスとは違い、ボンベのようなタンクに入っている常温で液化できる状態にしたガスのことで、都市ガスに比べ高い熱量を発することができます。

プロパンガスとは?

プロパンガスでお風呂を一回沸かした時のガス料金と水道代の計算方法は、

180L(湯舟の水量)×22℃(上げる温度)÷(24000(kcal/㎡)×0.8(熱効率))≒0.20㎡

0.20×540(従量料金)≒108(円)となります。

水道代が180(L)×0.2≒36(円)となり、108円のガス代と36円の水道代で、プロパンガスでお風呂を一回沸かした時の費用は約144円になります。

都市ガスとプロパンガスを比較すると、ガスの従量料金の違いから都市ガスでお風呂を沸かしたほうが安いことがわかります。

シャワーを一回使うときの料金はいくら?

シャワーを一回使ったときのガス代と水道代の費用は約76円~約94円ほどです。一回のシャワーで水を流し続ける時間を1人あたり10分、10分で出る水量は120Lとして算出しています。シャワーに関しても、ガス代が変動する大きな要因は、ガスの契約によるものが大きいと考えられています。

また、シャワーに関してはお風呂と違って水量が毎回異なり、お湯が流れている時間に比例してガス代や水道代が変化します。逆に、シャワーの時間が短くなればなるほどガス代や水道代を抑えることができ、節約に繋がります。

都市ガスでシャワーを一回使ったときのシャワー代

シャワーを都市ガスを利用して一回使ったときのシャワー代は約76円です。シャワーを利用している間は体を洗ったり、頭を洗う時間もあるため、その時間は水が流れっぱなしになっていることが多く、シャワーの水が流れている時間は、シャワー1回あたり約10分ほどとなっています。

都市ガスでシャワーを一回使ったときの費用のガス代の算出方法は以下の通りです。

120L(水量)×22(上げる温度)÷(10750(kcal/㎡)×0.8(熱効率))≒0.3

0.3×175(ガスの従量料金)≒52.5

水道代が120L×0.2円(L/円)により、シャワー一回の水道代が24円なので、約52円のガス代と約24円の水道代を足して、都市ガスでシャワー一回使った時の費用は約76円となります。

プロパンガスでシャワーを一回使ったときのシャワー代

プロパンガスでシャワーを一回利用した時のシャワー代は約94円と、お風呂と同じように都市ガスよりプロパンガスを利用した時の方がシャワー代が高くなります。

プロパンガスのシャワー一回のガス代と水道代の費用は以下の方法で算出します。

120L(湯舟の水量)×22℃(上げる温度)÷(24000(kcal/㎡)×0.8(熱効率))≒0.13㎡

0.13×540(従量料金)≒70.2(円)となります。

水道代は120L×0.2円(L/円)により24円なので、約70円のガス代と24円の水道代で、プロパンガスを利用したシャワー一回の合計量金は約94円ほどと計算できます。

お風呂とシャワーはどちらが節約できる?

普段お風呂を沸かして入る人も、シャワーだけでお風呂に入る人も、「シャワーとお風呂ってどっちが節約できるの?」と疑問に思ったことがあると思います。

結論から述べると、1人暮らし・2人暮らしはシャワーだけの方がお風呂の費用は安くなる可能性が高く3人以上がお風呂に入る場合、お風呂を沸かした方が節約できる可能性が高いです。

実際に、お風呂とシャワーには一回あたりの水量やガス代に違いが出てきていることは確かです。またお風呂は入る人数によっても水量が大きく変動するためケースや人数によってはお風呂を沸かした方が節約できたり、シャワーだけの方が節約できたりスルケースがあります。以下の表でお風呂に入る人数に比例したお風呂を沸かした時の費用とシャワー代をまとめています。

  水量 水道代 ガス代(都市ガス) ガス代(プロパン)
お風呂を一回沸かす 約180L 約36円 約80円 約108円
シャワー:1人暮らし(10分) 約120L 約24円 約52円 約70円
シャワー:2人暮らし(20分) 約240L 約48円 約104円 約140円
シャワー:3人暮らし(30分) 約360L 約72円 約156円 約210円
シャワー:4人暮らし(40分) 約480L 約96円 約208円 約280円

 

1人暮らし・2人暮らしはシャワーだけの方が安い

前述したように、上記の表でもわかるように、1人暮らし・2人暮らしの世帯の場合は、シャワーだけの方が安くなる可能性が高いと考えられます。

しかし、2人暮らしで一回お風呂を沸かした時の費用が約108円で、2人暮らしのシャワー代が140円と、お風呂の方がシャワーより安いとみえがちですが、お風呂は沸かすだけでなく、体を洗うときや頭を洗うときにシャワーを利用することが多いです。

一回お風呂を沸かして体や頭を洗うときに5分シャワーを使った場合、2人暮らしの世帯でもシャワーだけの入浴の方が安くなる可能性が高くなると考えられます。

1人暮らしの場合はシャワーだけの入浴のほうが節約できる

1人暮らしの一回のお風呂にかかる費用は以下の通りです。やはり1人暮らしの場合は、例えプロパンガスのシャワーを利用したとしても、一回お風呂を沸かした時のお風呂の費用より安くなります。

しかし、シャワーを20分くらい利用している場合は、水量もガスの使用量も増えるため、お風呂を一回沸かす時の費用の方が安くなることもあります。

  水道代 ガス代(都市ガス) ガス代(プロパンガス) 合計料金
お風呂(180L) 約36円 約80円 約108円 約118~144円
シャワー(10分) 約24円 約52円 約72円 約76円~約96円

 

2人暮らしの場合もシャワーだけの方が安くなる可能性が高い

2人暮らしの世帯がお風呂に入る時、お風呂一回の料金の方がガス代も水道代も安いですが、前述したように体や頭を洗うためにお風呂を沸かして、シャワーも併用するとなった場合、1人あたり5分シャワーを利用するとしたら、お風呂を沸かすよりもシャワーだけのお風呂の費用の方が安くなります。

例)2人世帯がお風呂を1回沸かし、1人当たり5分シャワーを利用した場合(都市ガス)

お風呂代:約36円(水道代)+約80円(ガス代)=約116円

シャワー代(1人5分):約12円(水道代)+約26円(ガス代)×2人分=約72円

約116円のお風呂を沸かす費用と+約72円のシャワー代で合計が約188円

→2人暮らしでは、シャワーだけの入浴の方が約44円ほど安くなる可能性が高い

 

  水道代 ガス代(都市ガス) ガス代(プロパンガス) 合計料金
お風呂(180L) 約36円 約80円 約108円 約116円~約144円
シャワー(20分) 約48円 約104円 約144円 約152円~約196円

 

3人暮らし・4人暮らしは条件によってお風呂の方が安い

3人暮らし・4人暮らし以上の世帯でお風呂代を節約したい時は、お風呂を沸かして入る方がお風呂一回あたりの費用が安くなる可能性が高いです。理由としては、シャワーを使う人が3人を超えると、お風呂を一回沸かした時の水量を大幅に上回るためです。

実際にシャワーとお風呂がどっちが安くていくらほどの差がでるのか下で確認できます。

3人暮らしの場合は条件によってお風呂の方が安い

3人暮らしの世帯の場合、お風呂を一回沸かして体などを洗うためにシャワーを1人あたり5分利用したとしても、お風呂を沸かした方がお風呂の費用を節約できる可能性が高いです。

シャワーのみの入浴時間を1人10分だとすると、3人で30分シャワーを使うため、使う水量はお風呂を沸かす時の2倍ほどになるため、水道代もガス代もかなりの費用が発生します。

例)3人世帯でお風呂を一回沸かして、シャワーを1人5分使った場合(都市ガス)

お風呂:約36円(水道代)+約80円(ガス代)=約116円

シャワー代(1人5分):約12円(水道代)+約26円(ガス代)×3人=114円

約116円のお風呂を一回沸かす費用と、シャワー代3人分が約114円で合計約230円

お風呂だけとシャワーだけで比較すると、お風呂を沸かした時の料金の方が約112円ほど安く、お風呂を沸かしてかつ1人5分シャワーを使った時と、シャワーを3人で30分使ったときのシャワー代はほぼ同じくらいになる。

  水道代 ガス代(都市ガス) ガス代(プロパンガス) 合計料金
お風呂(180L) 約36円 約80円 約108円 約116円~144円
シャワー(30分) 約72円 約156円 約216円 約228円~約288円

 

4人暮らし以上の場合はお風呂の方が安い

4人暮らし・4人暮らし以上の世帯は、お風呂を沸かして入浴した方がシャワーより節約できる可能性が高いです。シャワーのみの入浴で4人が利用すると、お風呂を一回沸かした時の料金と比べても、シャワーだけの入浴の方が、水道代・ガス代が約3倍近く高くなります。

ただ、4人世帯ともなると、シャワーを利用する時間なども考慮するともう少し差が縮まりますが、それでもお風呂を沸かした方が節約になる可能性が高いと考えられています。

例)4人世帯でお風呂を一回沸かす・シャワー1人5分利用した場合

お風呂:約36円(水道代)+約80円(ガス代)=約116円

シャワー代(1人5分):約12円(水道代)+約26円(ガス代)×4人=約152円

→約116円のお風呂を一回沸かす料金と、シャワー代が約152円で合計金額が268円

シャワーのみで世帯4人が10分ずつシャワーを利用した場合、約304円のシャワー代となるため、お風呂を沸かした方がシャワーを1人5分利用したとしても、約36円ほど安くなります。

しかし、4人家族以上にもなると、お風呂の入浴の間隔があいてしまうと湯船の温度が下がってしまうため、追い炊きをすることがあります。追い炊き一回のガス料金は、都市ガスで約100円ほど、プロパンガスであれば約159円ほどになります。

そのため、追い炊きをすればするほど、お風呂を沸かした時のガス料金や水道料金の方が高くなる可能性があります。

  水道代 ガス代(都市ガス) ガス代(プロパンガス) 合計料金
お風呂(180L) 約36円 約80円 約108円 約116円~約144円
シャワー(40分) 約96円 約208円 約288円 約304円~約394円

 

お風呂とシャワーのガス代と水道代を節約する節約術

お風呂やシャワーは一回いくらするの?について述べましたが、最後にお風呂を沸かす時やシャワーを利用する時のガス代や水道代を安くする節約術についてまとめています。お風呂のガス代と水道代を節約する節約術は以下の通りです。

  • シャワーの水を少なくする・お風呂のお湯を少なめに設定する
  • 節水シャワーヘッドを利用する
  • 体を洗うときや洗髪時はシャワーを止める
  • 間隔をあけずにお風呂に入る
  • お風呂のフタで保温し、追い炊き回数を減らす
  • お風呂に入っている時は換気扇を止める
  • お風呂やシャワーの温度設定を下げる
  • 都市ガスを利用する
  • ガス会社や契約プランの見直しをする

1つ1つに大きな節約効果を期待することは難しいですが、節約術を複数個組み合わせて行ったり、継続して行うことでガス代・水道代の節約につなげることが可能です。

シャワーの水を少なくする・お風呂のお湯を少なめに設定する

シャワーで使うお湯の量や、お風呂で設定する給湯の量を少なめに設定することで、水とガスそのものを減らし、水道代とガス代を節約することが可能です。

シャワーは体や頭を洗っている時に水を止めるだけでなく、シャワーの水の量を弱めにしながら出すことや、お風呂は毎日自動で沸かされる湯舟の水量の設定を下げることで水道代とガス代を安くすることができます。

節水シャワーヘッドを使用する

節水シャワーヘッドは、シャワーからでてくる水の量をシャワーヘッドが調整し節水してくれるものであり、『ミラブル』や『きらり』などが有名なシャワーヘッドとして注目されています。節水率は40%~60%と強力な節水力を持っています。

節水シャワーヘッドは機能やメーカーによって値段は様々ですが、相場は10000円~40000円ほどとなっております。初期費用としては少しお値段が張りますが、シャワーヘッドで30%~50%ほど節水できると、1人あたり年間で5000円~9000円ほどの大きなシャワー代の節約につなげることができます。

体を洗うときや洗髪時はシャワーをこまめに止めておく

体や頭を洗うときに、洗っている最中ついついシャワーを流しっぱなしにしていることが多くあると思いますが、体を洗うときにシャワーを止めることで、節約につながります。1回で大きな節約効果は期待できませんが、シャワーは毎日使うものなので、1日1分とめるだけでも年間で約360分のシャワーの節水に期待することができます。

間隔をあけずお風呂に入る

3人家族や4人家族、大人数の家族世帯でお風呂を沸かすと、お風呂に入る間隔が長い場合湯舟の温度が下がります。その場合、追い炊きや差し湯という機能を使ってお湯の温度を上げたり、お湯の量を増やしたりします。

追い炊き一回にかかるガス代は、都市ガスで約100円ほど、プロパンガスで約159円ほどになり、1回あたりでお風呂を一回沸かすくらいのガス代を使うため、追い炊きの数を一回でも減らすためにもお風呂の間隔をあけずに入ることでお湯の温度を下げずに入ることができ、結果として追い炊きをする回数を減らすことも可能になります。

お風呂のフタで保温し、追い炊き回数を減らす

お風呂の追い炊きの回数を減らす方法の一つに、お風呂のフタを適宜しめて湯舟の温度を保温する方法もあります。こちらの節約術も、1回だけで大きな節約効果は見込めないですが、前述のお風呂の間隔をあけずに入ることに加え、お風呂のフタをこまめにして保温することで、追い炊きの回数を減らしガス代や水道代を節約することが可能です。

お風呂に入っている時は換気扇を止める

換気扇は浴室の湿気や温度を外気へ出す役割を担っています。換気扇をつけることで浴室内の温度が下がるため、必然的に湯舟の温度も下がってしまいます。

湯舟の温度が下がると追い炊きが必要になってしまうため、お風呂に入っている間は換気扇を止めて、お風呂の温度を保つよう心掛けることも必要です。

お風呂やシャワーの温度設定を下げる

ガス代は、お湯の使用量だけでなく給湯温度(どれくらい温度をあげるか)によってガスの消費量が変化し、ガス料金が変動します。当然シャワーやお風呂を沸かす温度を下げることによってガス代を節約することが可能です。

こちらも1回で大きな節約効果は見込めませんが、夏場などはシャワーの温度を下げることによって節約に繋がります。

ガス会社やガスの契約プランを見直しをする

2017年4月に家庭用のガス契約が自由化されたことによって、あらゆるガス会社でガス契約を結ぶことが可能となりました。

そもそもガス自由化って何?

ガス会社によって、基本料金や従量料金が異なるため、自身のガスの使用量や世帯ごとによってお得に使えるガス会社が違います。自身の世帯のガスの検針票を確認し、どこのガス会社と契約すればお得にガスが利用できるのかを調べる必要があります。

また、戸建ての世帯では特に、ガス契約プランを見直すことでガス会社を変えずともガス料金を下げることも可能です。エコジョーズなど、床暖房などもしている世帯は更にお得に使えるプランが存在するため、自身の世帯にあったガス会社とガス契約プランを選びましょう。

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