お風呂に入るのがめんどくさいから入らなかったり、病気などでお風呂に入れない期間があったり、興味本位でお風呂に入らなかったりとお風呂に入らない日が発生する時があると思います。しかし、お風呂に入らないと徐々に体に異変が起こります。本記事では、お風呂に一週間入らないとどうなるのか?というテーマをもとに体への影響や変化、周囲への影響、1週間の中での変化をまとめています。
1週間お風呂に入らない時の影響はどうなる?
お風呂に1週間入らない時の身体への影響は大きく以下の点が挙げられます。
- 体臭が臭い・痒い
- 髪の毛がしっとりする・髪の毛からフケがでる
- 肌が皮脂のアブラでテカる・油でてかてかする
上記の通り、1週間お風呂に入らないことに対するメリットはありません。更に1週間お風呂に入らない人は見た目にも臭いなどにも悪影響を与えます。実際にどの程度の影響を与えるのか詳しく紹介します。
体臭が臭い・痒い
まず、1週間お風呂に入らないと一番最初に気づくのが体臭です。体には乳酸という成分が蓄積されていきます。乳酸は体に蓄積されると汗の成分にアンモニアが増加されます。この乳酸はお風呂に入ることで体の血液の循環を良くして、体内の乳酸を減少させることができます。
しかし、お風呂に入らないと乳酸がそのまま汗として発散されるため、目に見えない汗などからも体臭として嫌な臭いがしてくるようになります。
特に体臭がきつくなる場所が頭皮(頭髪)と股間付近です。
頭皮は髪の毛でカバーされており、股間はズボンとパンツで覆われているため、長期間洗わないと汚れが溜まりやすく、更に皮脂油や臭いが籠ったままになるため、1週間お風呂に入らず洗わないと、布地に覆われた上から臭ってくるほど強烈な悪臭がします。
また、一週間お風呂に入らないことで皮脂汚れが蓄積されるため、皮脂のフケのようなものが体についたままになり、体の痒みの原因になっています。
髪の毛がしっとりする・髪の毛からフケがでる
1週間お風呂に入らない髪に対する影響は、まず髪の毛がしっとりとしてきます。
しっとりする原因は皮脂油によるものです。毎日お風呂に入ることで落とされる頭皮の皮脂油が1週間お風呂に入らないことで、皮脂油の汚れが蓄積され、髪の毛は皮脂油の影響でしっとりしてきて、皮脂油で少しなめらかな色艶になります。
また、髪の毛の皮脂油や皮脂汚れから発生する塵のような汚れも蓄積し、フケとして発生するようになります。フケは他人から見た時も目に見えてわかるため、相手にも不快な影響を与えてしまう可能性があります。髪の毛からの嫌な臭いも発生します。
肌が皮脂のアブラでテカる・油でてかてかする・フケみたいなものが発生する
お風呂に1週間入らない肌への影響も髪の毛と同じく、皮脂油や皮脂汚れがとれないことから発生するものになります。特に顔付近は皮脂油が発生しやすく、1週間お風呂に入らず顔も洗わないと顔が皮脂油でてかてかします。
また、顔や腕・足なども皮脂汚れがたまっているため、顔や肌を触ると髪のフケのような汚れがポロポロと落ちてくるようになります。このフケのようなものは体の痒みにも影響を与えます。
1週間お風呂に入らないと時は周囲にばれる
1週間お風呂に入らない人は主に臭いと見た目の観点から周囲にバレます。お風呂に入っていない本人では気づきませんが、1週間お風呂に入らないとかなりの悪臭が体臭として出ており、周囲にかなりの不快感を与えます。
人とすれ違った時だけでなく、電車や車、部屋の中などの密室の空間でお風呂に入ってない人の臭いが充満し、臭いの先までわかるほど体臭が臭ってくると考えられています。
1週間お風呂に入らなかった時の体の変化
1週間くらいお風呂に入ってないと急に臭くなったり、痒くなったりするわけではなく、日に日に身体に変化や影響を及ぼしており、徐々に影響が悪化していきます。ここでは、1週間お風呂に入らない人は一週間の中でどうなるのか?という疑問から、個人差はありますが、一般的な身体への影響や状態の変化についてまとめています。
1~2日目:体臭が皮脂油臭く感じる
お風呂に1日~2日入らないとどうなるかというと、多くの方は皮脂油や皮脂汚れから皮脂油臭い体臭が発生します。この程度は個人差がありますが、汗をよくかく人や、夏場に1日~2日お風呂に入らないと汗臭さや皮脂油臭さがわかります。
自身でも「汗臭いかもしれない」と不安を感じる方もいると思われる程度の臭いで、周囲への影響は、臭いを気にする人であれば気づくレベルの体臭です。
3日目:自分も周囲もわかるほどの体臭を感じる
3日もお風呂に入らないと、自分でも体臭の変化を感じます。1日~2日目の皮脂油や汗臭さの臭いが、更に酸っぱくなったような嫌な臭いがするようになります。
周囲への影響も、悪臭という点で更に悪影響を与えることになります。
4~5日目:体臭は更に悪臭になり痒みが出始める、髪の毛がしっとりしてくる
4日~5日ほどになると、体臭は更に酸っぱく鼻が曲がるような臭いに変化しています。体も皮脂の汚れの蓄積から痒みが発生するようになります。
更に、髪の毛の皮脂油の蓄積から髪の毛がしっとりしていきます。周囲への影響はすれ違うだけでも体臭が臭ってくるため不快な影響を与える可能性があります。
6~7日目(1週間):体臭はかなり悪臭になり、髪の毛はしっとりしてフケが出る
お風呂に6日~7日、約1週間入らないと臭いや見た目は1週間の中でピークになっています。体の臭いは髪の毛だけでなく、肌や股間からも臭ってくる可能性があり、人とすれ違ったり、密室の空間では周囲の人を不快にするほどの悪臭になっている可能性が高いです。
また、髪の毛は皮脂油でしっとりしており、皮脂汚れからフケが発生することもあります。体中が痒く、掻いた場所からはフケのような汚れや掻いた手には悪臭が残ることもあります。