空腹時のショッピングに注意!買い物が増える原因と対策を徹底説明

 

 

 

衝動買いが日常となっている人、いますよね。

私の周囲にも、とにかくショッピングが大好き、まさにショッピング依存症の人がいます。

彼女は夫の親戚なのですが、料理嫌いなのに食品も大量買いをし、使うことなく腐らせてはゴミ箱へ…というサイクルを続けているようです。

衝動買いをなかなかやめられない人は多くいるそうですが、とても美味しい旬の食材に恵まれ、食欲が増してしまう秋を迎える今、スーパーなどでのショッピングも注意しておきたいもの。

そこで今回は、買い物が増えてしまう原因、その対策、特に空腹時のショッピングについて、解説していきます。

 

 

 

空腹時の買い物について

 

空腹時に食料品の買い出しに行くと、衝動買いをしてしまうということは、既に知られていますよね。

衝動買いは、「H.A.L.T.(ハルト)の法則」と言って、

・空腹(Hunger)

・怒り(Anger)

・寂しさ(Loneliness)

・疲労(Tiredness)

という4つの精神的な乱れにより、強められる行為とされています。

中でも空腹は、行きていく上で必要不可欠な「食欲」によるものですから、ライフスタイルによっては、なかなか抑制が難しいですよね。

そんな空腹時にスーパーなどへ行けば、美味しそうなお惣菜もバラエティ豊富に並べられていますし、調理場からの香ばしい匂いに誘われることも多々。

気がついたら、すぐに食べられるコロッケなどの揚げ物や、スナック、スイーツといった、高カロリー&甘味なものを買って帰っていた、という経験は誰にでもあるはず。

空腹な状態で食べ物に囲まれる、美味しそうなに香りに包まれることは、お買い物を増やしてしまって当然と言えます。

 

 

空腹時のショッピングは危険?!

 

では、空腹の状態で食料品の買い出しに行かなければいい、ということなのでしょうか?

過去に読んだサイト、The Smithsonianによれば、体が空腹の状態である場合、グレリンというペプチドホルモンが胃で産生され、脳内でのモチベーションや報酬などを司る部位へ影響を与えるという研究結果が発表されています。

つまり、私達ヒトは、空腹状態によって「獲得モード」へとセットされ、満腹感を得たいという欲求により、「食べるもの、それ以外のモノも獲得したい」という行動における活性化を促進するとのこと。

食欲とは、生存に不可欠な欲求であるとともに、最も重要なベースです。

その欲求が満たされないとなると、ヒトの意思や行動に何らかの影響があったとしても、納得できますよね。

しかも、空腹を感じた状態では、そのストレスから個人によっては脳がグレリンの影響を強く受けてしまい、とにかくショッピングで欲しい物を手に入れてストレスを解消しようとする人も少なくないようです。

お店などが存在しなかった大昔であれば、食欲を満たすために、まずは狩猟に行かなくてはいけなかったのですが、現代ではネット環境という便利さが、1日24時間、家を出なくてもショッピング可能という、衝動買い、無駄買いを助長する状況にあります。

食欲と物欲の関係性がこれほど密接しているということからして、スーパーに向かわなくても、空腹時にはネットショッピングやテレビショッピングをチェックすることも避けたほうがいいですね。

 

 

空腹時でも無駄買いをしない対策とは?

 

既述した通り、無駄買い防止には、空腹時のショッピングを避けることが第一ですが、それぞれのライフスタイルによって、そう簡単なことでもなかったりします。

こちらでは、誰もがたとえ空腹であっても無駄買いをすることなくショッピングが楽しめるように、あらゆる対策をまとめてみました。

合いそうな方法があれば、是非試してみて下さいね。

 

 

ショッピング時間の工夫

 

ネットであれスーパーであれ、ショッピングの時間帯が工夫できるのであれば是非。

例えば、午前中に行くのなら朝食後、午後に行くのなら昼食後に行くなど、とにかく空腹状態を避けた時間帯がBetter。

ただし、節約のことも考えるのであれば、スーパーに行く時間帯は、食材の割引が増える閉店前がいいですよね。

その時間帯に合わせて、食事を済ませてから行けば、冷静な判断で、満足かつお得なショッピングが可能でしょう。

また、スーパーなどでの食料品買い出し日を、週に1日だけと決めてしまうのもいいでしょう。

週に何度も行ってしまうと、同じ食材を買ってしまったりして、かえって無駄遣いが増えるかもしれませんよね。

お店によってはポイントアップの日、全品2割引の日など、消費者にとってお得な日を設定していたりしますから、その日だけをお買い物の日にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

一口食べる、飲むことで予防

 

お買い物の前に食事をしておくことが好ましいのですが、どうしても時間的に無理がある場合は、お茶や牛乳、スナックなどを一口分飲んだり食べたりしてからスーパーに向かう、ネットショッピングをすることがおすすめ。

人によっては、水分不足を空腹として、脳が指令を出していることもあるそうですから、コップ一杯の水を飲むだけでも、空腹感を和らげることができるようです。

ちょっとした飲食で空腹感が少しでも改善されれば、ショッピング熱も冷ませるはずです。

ちなみに、世界のトップ栄養士たちがおすすめする、健康的でローカロリーではあるものの空腹感を満たすおやつは、

・チーズと全粒粉のクラッカー

・セロリやきゅうりのスティックにサルサや塩、チリパウダーなど

・グリークヨーグルトに、メープルシロップ、ナッツ、苺のスライスなどをプラス

・りんごにアーモンドやピーナツバター

・ポップコーンに、アーモンドやくるみ、またはさけるチーズなどをプラス

といったものが挙げられているようです。

 

 

セロトニンを分泌させる

 

空腹時はもちろんのこと、満腹感を得ているのにあれもこれも欲しいという強い物欲を感じる、何かを買うごとに快感が得られて、不要なものであってもショッピングがやめられない…買い物依存症もこういった状態なのではないでしょうか。

何かを買ったり落札したりして快感を覚えるということは、ホルモンのドーパミンが脳内で分泌されているからだそう。

ドーパミンとは、中枢神経系における神経伝達物質であり、快感のほか、運動調節ホルモン調節意欲などに関わるホルモンです。

この快感に依存してしまうと、衝動買い、無駄買いが多くなるということなのです。

そして、そんな依存から抜け出すためには、ストレスに強いセロトニンという幸せホルモンの分泌促進が効果的だとか。

セロトニンの分泌促進に繋げる手軽な方法として、ガムを噛むなど一定リズムを繰り返す動作、日光を浴びる、ウォーキングやスクワットなど軽く運動をすることなどがおすすめと言われています。

ということは、空腹感を持ったままスーパーなどへ向かっている場合、いつものお店より遠くのお店へとウォーキングしながら行ってみると、お店に着いた頃には、セロトニンの数値も上がって、予定通りのお買い物ができるかもしれません。

余談ですが、ホルモンバランスをうまく調整することは、身体的にも精神的にも、本当に大切なことですね。

 

 

ショッピングリストの作成

 

買い物に行く前に行う、基本中の基本といえる、ショッピングリストの作成

当たり前のように感じますが、この方法が衝動買いの防止効果をかなり高めてくれます。

最近では、ショッピングリストのアプリも多くありますから、利用するのもいいですね。

私は手書きの方が覚えやすいので、行くお店のセールなどもチェックしながら、メモ書きしています。

まずは、冷蔵庫パントリーの中身をチェックしましょう。

我が家では、賞味期限が近いものから調理に使えるよう、ストック表をつけている上、我が家に必要な食品・消耗品などの一覧も作っているので、双方もチェックしながらメモ書きしています。

当然、リスト通りに買い物することも重要ですね。

リストに入れていないものは買わないようにすることで、無駄を省くことになりますが、節約を考えれば、必ず使うものがセールになっている場合、まとめ買いをしておく方がいいでしょう。

ただしある程度、賞味期限までの期間に食べきれるかどうかをチェックしておくことが大切です。

パントリーにストックが多くあると、「これがなくなったらまた買わないといけない」と、かえって消費しづらくなる人もいるようですから、まとめ買いをするのなら、経済的にも物理的にも無駄にしないことを重視しましょう。

 

※関連記事

食費について

 

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パントリーチャレンジ&作り置き

 

既にパントリーや冷蔵庫に保存している食品を食べきるという、パントリーチャレンジをした後で、ショッピングをするのもおすすめですね。

別に食べきらなくても、作り置きをしておくのもいいでしょう。

我が家はまさに、週に1度のショッピング前に、作り置きをしておく方法を取っています。

食費を節約することにもなりますし、とにかく食べきれずに捨ててしまう、ということがありません。

食べきるということに快感を持つようになり、さらに無駄な買い物をしないという意識を強めるようになった気もします。

 

 

1週間、1ヶ月分の食費を設定

 

きっちりと食費を決めておくことで、空腹であってもショッピングへの欲求をコントロールできる人もいるでしょう。

予算に制限があることで、お買い物も優先順位を重視するようになり、余談ですが貯金にも繋がりそうですよね。

 

※関連記事

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世界の食品事情に意識を向ける

 

日本も様々な問題を抱えているものの、世界的に見ればやはり飽食の国

まだ食べることができるのに捨てられてしまうという、「食品ロス」は、農林水産省と環境省の推計によると、この日本で1年間に600万トン以上とされています。

食品の状態によっては、消費期限切れであっても食べることができるものもありますが、個人の身体状況も考えると、たとえ消費期限内ギリギリであれ、捨ててしまう人もいるでしょう。

仕方がないことと思えばそれまでですが、世界には食べ物が不足している国は多くあるのです。

そういったことを意識しながら、食べ物に恵まれていることを忘れず、「飽食」ではなく「宝食」と考えることも大切です。

 

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※関連サイト&関連記事

環境省 食品ロスポータルサイト

消費者庁 食品ロスについて知る・学ぶ

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レジまでに再度チェック

 

ダイエッターであれば、食料品の買い出しには歩いてお店へ向かい、自身で持ち帰られる分だけを買うために、カートよりもカゴでお買い物をすることがおすすめですよね。

これは当然、空腹時のショッピングにも活かせること。

また、格別ダイエットを目的としていない人、子沢山の家庭、まとめ買いをする人などには、持ち運びを重視して、車でお店へ行く人も多いことでしょう。

そうなると、ついショッピングリストにないものまで余計に買ってしまうことも珍しくありません。

とにかく、レジへ向かう前に、カゴやカートに入れた中身をチェックすることも重要です。

子供と一緒にお買い物をする友人には、レジに並ぶ前にチェックすることが、必須だったりするそうです。

知らない間に、子供が必要のないお菓子やジュースなどを入れてしまうことがあるから。

我が家の場合は、結構な年齢(笑)の夫が勝手にアイスクリームといった好物を入れていたりするので、レジ前のチェック以前に、夫の行動をチェックしているところがありますが。

こういったことも買うものが増えてしまう原因ですので、レジへ向かう前のチェックを忘れないようにしましょう。

 

 

在庫がなくなる直前まで買わないこと

 

これは、ストックを持ちたくない人にはいい方法と言えるでしょう。

私としては、震災などいつ何があるかわからないということも考え、ストックをある程度ためておきたい方ですから、この方法が苦手ではあります。

ですが、ストックをしっかりと管理していない人であれば、重複して買ってしまうということを防ぐためにも、一つ減ってからまた増やす、という方法が合うかもしれませんね。

 

 

現金払いを徹底

 

いつでもどこでも使えるクレジットカードは、ショッピングをとてもスムーズにしてくれる便利なもの。

とはいえ、やはり直接お金を支払っているという感覚に欠けるため、思わず遣い過ぎてしまった、という経験をした人も多いのではないでしょうか。

家計管理が十分にできている人ならともかく、その自信がない人には、クレジットカードを封印するということも一つの手と言えます。

ポイントを貯めるために、クレジットカードでのお買い物を楽しんでいる人も多いようですが、支出状況のコントロールが苦手な人には、ポイントが付くデビットカードの利用がおすすめです。

預金範囲での支出が可能ですから、遣い過ぎの予防にもなりますね。

クレジットカードで問題を抱えている人は特に、空腹時にクレジットカードを手にすることは避けましょう。

 

 

寄付

 

衝動買いなどで不要品が増えてしまった場合、捨ててしまう前に、寄付をすることを考えるのもいいですね。

私が現在住んでいる国では、ショッピング好きな人が集めたクーポン券を使って、とても安い値段で大量買いをし、自身のストレスを解消、買ったものは教会や学校、施設などに寄付をするという人も結構いるようです。

とあるTV番組にて知りましたが、クーポン券があるからとはいえ、ストレス解消と寄付のためだけにショッピングをする日を楽しむだなんて、なかなか粋なことですよね。

※寄付を募っている団体のサイトをいくつかご紹介しておきます。

SECOND HARVEST JAPAN

Good Neighbors Japan

セカンドライフ

国際社会支援推進会 ワールドギフト

 

 

空腹時のショッピングにて不要なものを衝動買いしたり、まとめ買いを必要以上にしてしまったりして、結局無駄にしてしまうことは避けたいもの。

後悔のないショッピングで、モノを大切に、無駄のないライフスタイルを目指しましょう。

 

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